この映画も、私が中学1年頃見た懐かしい映画です。チェリストの卵である可愛いオードリー、男の中年の良さたっぷりのゲーリー・クーパー。オドーリーの父役兼私立探偵役のモーリス・シュバリエ。「昼下がりの情事は、クロード・アネの小説「アリアンヌ」の映画化。名曲「魅惑のワルツ」を主題歌にパリの街に繰り広げられるロマンチック・ラブ・ロマンス。
パリの私立探偵クロード・シャヴァッス(M・シュヴァリエ)は、アメリカの億万長者フラナガン(G・クーパー)とX夫人の濡れ場を盗み撮るという仕事引き受ける。依頼人のX氏がその写真を見て、フラナガンを殺すと息巻く。 この話を聞いてからは、この事件が気になってチェロの勉強どころではない。 父親が不倫の調査をする富豪で世界的なプレイボーイのフラナガン(クーパー)の命をふとしたことから救ってしまう。そして彼女もまた彼の魅力に獲り付かれてしまうが、世界中に恋人を持つプレイボーイに対して思いっきり背伸びをし、自身を謎めいたプレイガールを装うことで、逆にフラナガンを振り回していくのだが・・・。 逆に小娘のようなアリアーネに振り回され、終にフラナガン自身がシャヴァッスに、名前もわからないこの女性の事を調べさせると・・・。 億万長者フラナガンがアリアーヌの真実の無垢な姿を知った時、パリを去る決意をする・・・・。 アリアーヌはリオン駅ホームまで見送るがお互いに別れがたい。 ラストの名場面、列車が発車するとフラナガンは、遂にアリアーヌを列車に抱えあげる。 名匠ビリー・ワイルダーが、『麗しのサブリナ』に続いてオードリー・ヘプバーンの魅力を存分に引き出したロマンチック・コメディの名作。“魅惑のワルツ”の美しい調べに乗せて、年上の男に憧れる音楽学校の学生アリアーヌの背伸びした恋がユーモラスに、またロマンチックに描かれる。勿論ゲイリー・クーパー、モーリス・シュヴァリエという米仏を代表する二大スター。 この時、ゲーリー・クーパー56歳、オードリー・ヘプバーン28歳! ロマンチックなハッピーエンドな、見やすい良き時代の名残が一杯なお洒落な映画です。 左からG・クーパー 監督ビリー・ワイルダー A・ペップバーン M・シュバリエ 考えてみれば、この4人はもうすでに居ない人達。寂しいねー!
by ester-park
| 2007-09-11 23:25
| 懐かしい映画いろいろ
|
カレンダー
カテゴリ
以前の記事
2009年 09月 2009年 08月 2008年 08月 2008年 06月 2008年 04月 2007年 11月 2007年 10月 2007年 09月 2007年 08月 2007年 07月 2007年 06月 2007年 05月 2007年 03月 2007年 02月 2007年 01月 2006年 12月 2006年 11月 2006年 10月 2006年 09月 2006年 08月 2006年 07月 2006年 06月 2006年 05月 2006年 04月 2006年 03月 2006年 02月 2006年 01月 2005年 12月 2005年 11月 お気に入りブログ
Yumiko's Knits
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
ファン申請 |
||